ご あ い さ つ
                                (社)高知県臨床検査技師会
                                  会 長  山地 ひろみ
 平成19年10月27日(土)・28日(日)に高知県で行われました、第40回中国四国医学検査学会は、実行委員の皆様による創意工夫や会員の皆様の多大なご協力により、学会始まって以来の173題の一般演題を得、また県内外より1300余名の参加者を迎え、成功裏のうちに「記憶と記録に残る学会」として終了することが出来ました。ご協力頂きました会員の皆様、メーカー問屋の皆様には心よりお礼申しあげます。
 さて平成20年度診療報酬の改定では、検体管理加算の新たな(U)の導入や日臨技が要求していた迅速管理加算の引き上げが行われ、検査の分野では今までのような大幅なダウンは避けることが出来ました。しかしながら検体管理加算(U)の導入では迅速微生物検査(グラム染色程度)が求められております。(社)高臨技ではより多くの施設で新たな検体管理加算が取得出来、患者さんに質の高い医療が提供できるようにグラム染色の実習やさまざまな研修会にも取り組みますので、日常診療に寄与するためにも是非勉強会へご参加ください。
 今年度から国の医療行政は大きく様変わりをしようとしています。その目玉が4月から導入される特定健診(メタボ健診)です。医療費抑制に向けて治療から疾病予防に目を向けた医療への転換です。残念なことにこの健診では結果の説明や指導の分野に臨床検査技師の名前がありません。しかし健診事業では臨床検査は、誰もがどこの施設で健診を受けても同じデータが得られる「データの標準化」が問われています。高臨技では高知県医師会、高知県医療薬務課のご協力ですでに精度管理事業を行っておりますが、平成20年度からは特定健診を取り組んでいる健康づくり課のご助力も頂きながら、精度保証に取り組んでいく予定です。また日臨技主催のデータ標準化事業も2年目になります。(社)高臨技では今年からデータ標準化委員会と精度管理委員会の2委員会からなる精度保証事業部を立ち上げこの事業に取り組みますので、会員の皆様にも積極的にこの事業にご参加をお願いいたします。
 平成20年、公益法人制度三法施行の年になりました。5年のうちに、公益社団法人か一般社団法人への移行が必要となります。公益法人になりますと積極的に不特定多数者の利益の増進に寄与することが必要となります。そして公益事業比率が総支出の2分の1以上必要となりますので、公開講座の開催や健康祭りへ参加のほかに事業内容の見直しを行い、総支出に占める公益比率を上げるようにしていかなければなりません。日臨技ではすでに来年3月の公益取得を目指して計画を立て活動を始めていますが、今後この取り組みに会員の皆様のご理解、ご協力を宜しくお願いいたします。
 今年度も会員の皆様のご支援でより良い技師会活動に取り組みますので、スキルアップのためにも積極的なご参加を宜しくお願いいたします。
                                  平成20年6月